第1回ACCEL SRT公開シンポジウム
ソフト&レジリエントトライボロジー(SRT)の基礎
(主催:ACCEL註)、協賛:東京理科大トライボロジーセンター、グリーントライボネットワーク)
概要 : 各種機械システムのしゅう動部材には、実用化に必要な強度と寿命を持たせるために、主としてハード系材料が使用されている。一方、柔軟性や時間応答性などの特徴を有するソフト系材料についても、近年研究レベルで強靱化が進められている。本シンポジウムでは、ソフト系材料の特性を活かした機械要素技術を念頭に置いて、高い潤滑性を兼ね備えるポリマーブラシとゲルを取り上げる。大変形性、柔軟性(追従性)、強靱性(回復性)の観点からトライボロジーの基礎を学ぶとともに、機械応用の可能性について議論する。
日時 : 2016年11月28日(月)13:00~17:00(受付12:30~)
場所 : 東京理科大学葛飾キャンパス 管理棟6階第2会議室
〒125-8585東京都葛飾区新宿6-3-1 (http://www.tus.ac.jp/info/campus/katsushika.html)
プログラム :
12:30〜 開場・受付開始
13:00〜13:10 開会挨拶
JST(ACCEL SRTプロジェクトマネージャー) 松川公洋
13:10〜13:45 【一般講演】「濃厚ポリマーブラシの潤滑機構と機械要素への応用可能性」
京都大学(ACCEL SRT研究代表者) 辻井敬亘
13:45〜14:30 【特別講演】「3Dプリンタブルな低摩擦ゲルの機械要素への適用を目指して」
山形大学 古川英光
14:30〜14:50 休憩
14:50〜15:35 【特別講演】「トライボロジー先端計測による摩擦低減材料開発」
東北大学 栗原和枝
15:35〜16:20 【応用講演】「自動車用内燃機関の展望とトライボロジ材料への期待」
トヨタ自動車(株) エンジン先行設計部 村上元一
16:20〜16:55 【一般講演】「SRT材料に期待するフレキシビリティとアダプティビティ」
横浜国立大学 中野 健
16:55〜17:00 閉会挨拶
京都大学(ACCEL SRT研究代表者) 辻井敬亘
17:00~ 交流会(東京理科大学葛飾キャンパス食堂2F)
※参加費(一般3,500円、学生2,500円)は、当日お支払いください。
参加申込 : 下記までご連絡ください。
京都大学ACCEL連携ラボ 担当:梁田(やなだ)
MAIL:jimu_srt@accelsrt.jp、TEL:0774-38-4955、FAX:0774-38-3170
註) 「ACCEL」とは、「基礎研究の成果を最大限に活かした社会的・経済的価値創造へのビジョンと具体的用途を設定し、イノベーション指向の研究開発マネジメントにより、技術的成立性の証明・提示及び適切な権利化を推進する」ための、JSTの戦略的創造研究推進事業です。